| スコーネ地方 |
ニルスの不思議な旅というお話をご存知ですか。 ニルスは、スコーネ地方にあるベンヘンメイというところの生まれです。地図で見ていただくとおわかりのように、 海を渡れば、南にドイツ、西にデンマークというスウェーデン南部の地方です。 ここは、ヨーロッパでも有数の穀倉地帯で、みわたすかぎりの麦畑や、砂糖大根の畑、ジャガイモ畑などがひ ろがり、ニルスのように空から見たら、さぞかしパッチワークのようだろうなあと思います。 God mat mycket mat och mat i rattan tid... これは、スウェーデンの言いまわしで、スコーネ地方のことを、言ったものです。 (スコーネには)おいしい食べ物が、たくさんの食べ物が、食べたい時に食べたいものが(ある) となれば、実力者が放っておくわけはありません。そのために、中世の領主屋敷があちこちに残っています。ス コーネの古城めぐりも、観光ポイントですね。 今、このあたりでの最大の話題は、デンマークとの間に橋がかけられたことです。5月に来た時には、橋げた4つ 分ぐらい、空いていました。それが、先月すべてつながって、記念行事も開かれました。双方の国王(両方とも王 国なのです)立会いのもとに。 周辺道路や、鉄道の整備がまだなので、通行できるのは、まだ先ですが、これによって、さまざまなことが、おき ると予測されています。 本四架橋のように、連絡船(所要時間40分で、マルモとコペンハーゲンをつないでいた)が、なくなるだろう。 税金の高いデンマークの国民が、スコーネに移り住んで、コペンハーゲンまで通勤するようになるだろう。(とはい え、スウェーデンの税金もすごいですが、それより高い、デンマークって??) 産業の中心が、ストックホルム集中ではなく、南部地方にも分散するだろう。 さて、どうなることでしょう。 ところで、そういう地方ですから、スコーネは、昔はデンマーク領だったことも。スコーネ独立運動なんていうのもあるらしい。強いスコーネ方言(スコンスカ)もあって、語学学校で習ったスウェーデン語じゃ、通じないんだな。これが。 それが、ちょっと大変。
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